世界中で大流行している10ユニット法は、賢明な資金管理の手法として知られています。多くのプレイヤーが実践し、その効果を実感しています。
この記事では、10ユニット法の活用方法や留意点、利点と欠点について詳しく解説します。さらに、バカラを例にして実証も行っていますので、初めて耳にする方も参考にしてみてください！
10ユニット法：オンラインカジノの必勝法
10ユニット法とは？
10ユニット法は、オンラインカジノの必勝法の一つであり、その高い効果から海外で大ブームとなりました。この方法は、モンテカルロ法と呼ばれる数列を利用した賭け方に類似しており、メモを取ることが必要なシステムです。資金管理に長けたこの必勝法は、事前に目標利益や許容損失を設定し、戦略的にゲームを進めていくものです。
10ユニット法の特徴
この方法の特徴は、その複雑な構造にあります。そのため、使用する際にはメモを取ることが必要です。また、「ユニット」という言葉が使われますが、これは1組や1集合体といった意味で理解すれば良いでしょう。10ユニット法を始める際には、目標利益と許容損失を決める必要があります。これらを決めれば、1ユニットあたりの賭け金は自ずと決まります。たとえば、目標利益を10ドルとすると、1ユニット賭け金は1ドルになります。
10ユニット法の使い方
この方法の使い方は非常に簡単ですが、効果的に利用するためには事前にメモを取ることが必要です。また、目標利益と許容損失を決めることが重要です。これらの数字を決めれば、1ユニットあたりの賭け金が自動的に決まります。
10ユニット法：賭け方を手順とともに解説
手順1: 数列を用意する
まず、メモ用紙に1から10までの数字を順番に書きましょう。これが数列です。この数列を使用して10ユニット法を始めます。
手順2: 最初の賭け金を決める
数列の左端と右端の数字を合計して、その金額を最初の賭け金とします。例えば、数列の左端が1、右端が1の場合、賭け金は2ドルになります。
ゲームに勝った場合は、賭け金として使用した数列の両端の数字を消去します。さらに、獲得した利益を許容損失に追加します。
ゲームに負けた場合は、数列の右端に前回の賭け金を追加します。これにより、数列の長さが増えます。
10ユニット法は、数列をすべて消去するか、許容損失額が設定値に達するまで続けます。数列が消去されれば目標利益を達成できたことになりますが、許容損失が達成された場合は10ユニット法をリセットします。
10ユニット法の実践結果：ステップごとの詳細解説
まず、今回の実践における設定を以下の通りにしています。
- 目標利益：10ドル
- 許容損失：10ドル
- 1ユニット賭け金：1ドル
| ゲーム | 数列 | 賭け金 | 勝敗 | 累計損益 | 数列結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 | $2 | ○ | +$2 | 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 |
| 2 | 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 | $2 | ○ | +$4 | 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 |
| 3 | 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 | $2 | - | +$4 | 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 |
| 4 | 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 | $2 | × | +$2 | 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 2 |
| 5 | 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 2 | $3 | × | -$1 | 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 2 3 |
| 6 | 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 2 3 | $4 | ○ | +$3 | 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 2 3 |
| 7 | 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 2 3 | $3 | ○ | +$6 | 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 2 3 |
| 8 | 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 2 3 | $2 | - | +$8 | 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 2 3 |
| 9 | 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 2 3 | $2 | ○ | +$8 | 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 2 3 |
| 10 | 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 2 3 | $2 | - | +$8 | 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 2 3 |
| 11 | 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 2 3 | $2 | - | +$8 | 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 2 3 |
| 12 | 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 2 3 | $2 | × | +$6 | 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 2 3 2 |
| 13 | 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 2 3 2 | $3 | ○ | +$9 | 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 2 3 2 |
ゲームごとの詳細
- 数列: 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1
- 賭け金: $2 (1+1)
- 結果: 勝ち
- 累計損益: +$2
- 数列結果: 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1
- 数列: 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1
- 賭け金: $2 (1+1)
- 結果: 勝ち
- 累計損益: +$4
- 数列結果: 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1
- 数列: 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1
- 賭け金: $2 (1+1)
- 結果: 引き分け
- 累計損益: +$4
- 数列結果: 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1
- 数列: 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1
- 賭け金: $2 (1+1)
- 結果: 負け
- 累計損益: +$2
- 数列結果: 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 2
- 数列: 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 2
- 賭け金: $3 (1+2)
- 結果: 負け
- 累計損益: -$1
- 数列結果: 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 2 3
- 数列: 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 2 3
- 賭け金: $4 (1+3)
- 結果: 勝ち
- 累計損益: +$3
- 数列結果: 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 2 3
- 数列: 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 2 3
- 賭け金: $3 (1+2)
- 結果: 勝ち
- 累計損益: +$6
- 数列結果: 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 2 3
- 数列: 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 2 3
- 賭け金: $2 (1+1)
- 結果: 引き分け
- 累計損益: +$8
- 数列結果: 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 2 3
- 数列: 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 2 3
- 賭け金: $2 (1+1)
- 結果: 勝ち
- 累計損益: +$8
- 数列結果: 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 2 3
- 数列: 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 2 3
- 賭け金: $2 (1+1)
- 結果: 引き分け
- 累計損益: +$8
- 数列結果: 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 2 3
- 数列: 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 2 3
- 賭け金: $2 (1+1)
- 結果: 引き分け
- 累計損益: +$8
- 数列結果: 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 2 3
- 数列: 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 2 3
- 賭け金: $2 (1+1)
- 結果: 負け
- 累計損益: +$6
- 数列結果: 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 2 3 2
- 数列: 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 2 3 2
- 賭け金: $3 (1+2)
- 結果: 勝ち
- 累計損益: +$9
- 数列結果: 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 2 3 2
最終結果
13ゲームの結果、最終的に+9ドルの利益を得ることができました。目標の10ドルには1ドル足りませんが、今回の実践ではここで終了とします。目標利益を達成するまで続けたい場合は、引き続き同じ方法でゲームを続けると良いでしょう。
10ユニット法のメリットとデメリット
10ユニット法のメリット
10ユニット法では、事前に目標利益と許容損失額を設定するため、ゲームの目標が明確になります。カジノゲームでは、ゲームをどこで止めるかや続けるかの判断が難しいことがよくありますが、事前に目標を設定しておけば、その基準に従ってプレイできるので、引き際を間違えることが少なくなります。
ゲームに勝つたびに数列の両端を削除していき、数列が全てなくなると利益が確定するのが10ユニット法の大きな利点です。利益が出るタイミングが明確で、どのくらいの賭け金で何回勝負すればよいかがはっきりするため、戦略的にゲームを進めることができます。
10ユニット法のデメリット
10ユニット法はシンプルな仕組みですが、数列を使用するため、メモを取ることが必要です。記憶力に自信がある人であればメモを取らなくても良いかもしれませんが、ほとんどの人はメモが必要です。このため、特にランドカジノでは実践が難しい場合があります。
10ユニット法を進める際には、設定した許容損失を厳守する必要があります。どんな状況でもこの数字を守ることが求められます。カジノゲーム中にはゲームを続けたくなる場面もありますが、目標利益以上に許容損失の設定を遵守することが重要です。
10ユニット法は、事前に目標利益と許容損失を設定することで明確な基準を持ち、戦略的にゲームを進めることができる手法です。しかし、メモを取る必要がある点や、許容損失を守ることが求められる点には注意が必要です。これらを踏まえて、10ユニット法を活用することで、より計画的かつ効率的にカジノゲームを楽しむことができます。
10ユニット法を使う際の注意点
資金不足のリスク
10ユニット法を使用する際、連敗が続くと賭け金が徐々に増加していきます。例えば、次のような賭け金の増加が見られます：
| ゲーム数 | 賭け金 | 数列 |
|---|---|---|
| 1 | 2ドル | 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 |
| 2 | 3ドル | 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 2 |
| 3 | 4ドル | 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 2 3 |
| 4 | 5ドル | 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 2 3 4 |
| 5 | 6ドル | 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 2 3 4 5 |
連敗が続くと賭け金が高騰していきます。急激に増えるわけではありませんが、資金が少ない場合には高騰する賭け金に対応できなくなるリスクがあります。
テーブルリミットへの注意
10ユニット法を使用する際、目標利益や許容損失に応じて、テーブルリミットに達する可能性があります。例えば、目標利益を1,000ドルに設定した場合、1ユニットあたりの賭け金は100ドルとなります。この状態で連敗が続くと、賭け金が急激に増加し、テーブルリミットを超えてしまうことがあります。例えば、10連敗すると賭け金が1,000ドルに達することもあります。テーブルリミットに注意してプレイしましょう。
まとめ
10ユニット法は、戦略的にゲームを進めるために明確な基準を提供します。あらかじめ設定した数字に従うことで、勝ち続けている時でも冷静に判断し、引き際を見誤ることが少なくなります。カジノゲームでは、適切なタイミングで利益を確保し、損失を抑えることが重要です。この点で、10ユニット法は非常に効果的です。
ただし、メモを取りながらのプレイが必要なため、ランドカジノでは実践が難しい場合があります。そのため、オンラインカジノでの実践をおすすめします。
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