必勝!バーネット法(1326法)とは:カジノの勝率を高める戦略ガイド

ギャンブルの世界には、必勝法と呼ばれるものがいくつか存在します。

もちろん、"必ず勝つ"ことのできる方法などは存在しませんが、無秩序に、いわゆる"カン"で賭け続けるよりも、一定のルールや戦略に基づいてプレイするほうが、長期的に見て成果を上げる可能性が高まるといわれます。

この記事では、そんな戦略の中から、システマティックで使いやすいバーネット法(1326法)を紹介します。

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目次

バーネット法(1326法)とは

カジノの世界では、少しでも勝率を上げるための賭け方が工夫・考案されていて、”必勝法”として名前が残っている戦略がたくさんあります。

この記事で紹介するバーネット法(1326法)もその一つで、勝敗によって賭け金を機械的に変動させるものです。

バーネット法(1326法)は、例えばルーレットの場合、赤/黒、奇数/偶数、1~18/19~36など、勝つ確率が1/2に近い勝負で有効に機能します。

1326法という別称のとおり、勝っている間は「1→3→2→6→6→6…」という賭け方をし、負けると1に戻します。

1326という数字は比率を表していますから、実際には、
1$→3$→2$→6$ だけでなく、5$→15$→10$→30$ や 100$→300$→200$→600$ とする場合もあるでしょう。

では、ルーレットを例にとって、具体的に説明します。

1. 勝った時がバーネット法の起点!

ルーレットでのレッド・ブラック(赤か黒かに賭けること)で説明します。勝った場合の配当は、ベット額と同額です。

以下の表のように、あなたはに1$賭け、ルーレットは黒に止まったとします。

1回目2回目3回目4回目5回目6回目
自分の賭けた色
ルーレットの色
ベット($)1
損益($)0-1=-1

勝負は負けです。賭けた1$の損失です。どのタイミングであれ、負けると次の賭け金は1です。

次にあなたはに1$賭け、ルーレットもに止まったとします。

1回目2回目3回目4回目5回目6回目
自分の賭けた色
ルーレットの色
ベット($)11
損益($)0-1=-1-1+1=0

勝ちましたので1$の利益です。トータルで±0に戻りました。

2. 1で勝ったら次は3

先ほど1$で勝ちましたので、次の掛け金は3$です。

次にあなたは黒に3$賭け、ルーレットも黒に止まったとします。

1回目2回目3回目4回目5回目6回目
自分の賭けた色
ルーレットの色
ベット($)113
損益($)0-1=-1-1+1=00+3=3

勝ちましたので3$の利益です。トータルで+3$です。

3. 3で勝ったら次は2

先ほど3$で勝ちましたので、次の掛け金は2$です。

あなたは黒に2$賭け、ルーレットもやはり黒に止まったとします。

1回目2回目3回目4回目5回目6回目
自分の賭けた色
ルーレットの色
ベット($)1132
損益($)0-1=-1-1+1=00+3=33+2=5

勝ちましたので2$の利益です。トータルで+5$です。

4. 2で勝ったら次は6

先ほど2$で勝ちましたので、次の掛け金は6$です。

あなたは黒に6$賭け、ルーレットもやはり黒に止まったとします。

1回目2回目3回目4回目5回目6回目
自分の賭けた色
ルーレットの色
ベット($)11326
損益($)0-1=-1-1+1=00+3=33+2=55+6=11

勝ちましたので6$の利益です。トータルで+11$です。

5. 6で勝っている間は6を続け、途中で負けたら1に戻る

先ほど6$で勝ちましたので、次の掛け金も6$です。6$で勝っている限り、6$の賭けを続けます。

あなたは、まだ黒が続くと思って黒に6$賭けましたが、残念ながらルーレットはに止まったとします。

1回目2回目3回目4回目5回目6回目
自分の賭けた色
ルーレットの色
ベット($)113266
損益($)0-1=-1-1+1=00+3=33+2=55+6=1111-6=5

負けましたので6$の損失です。トータルでは+5$です。

負けてしまいましたので、次の掛け金を1$に戻してやり直しです。

...と、バーネット法(1326法)は、このような感じで進めていきます。

バーネット法(1326法)をAI使ってシミュレーションしてみると

前章の説明での「賭ける色」と「出る色」の順番は、説明がしやすいよう私が勝手に並べたものです。では実際に、賭ける側もルーレット側もランダムに色を選ぶとしたらどうなるでしょう。AIを使って実験してみました。

ルーレット勝負50回の実験結果

勝負1回目!

まず、赤と黒の出現確率が1/2ずつとして、ルーレット側の色を50回生成させました。実際には、例えばアメリカンスタイルなら0や00も出ますから1/2ずつにはなりませんが、ここでは無視しています。一応載せるとこんな感じです。
黒黒黒黒黒赤赤黒黒黒黒黒赤赤赤赤黒黒赤赤黒黒赤赤赤黒黒黒黒黒黒赤赤赤赤

同様にプレーヤーが賭ける色も50回生成させました。こんな感じです。
黒黒黒黒黒赤赤黒黒赤赤黒黒黒黒赤赤赤赤赤赤赤赤黒黒赤赤黒黒黒黒黒

左から順番に「色が合致する/しない」を「勝ち/負け」に対応させ、バーネット法(1326法)によるベット管理で損益を計算した結果、-16という結果になりました。つまり、16$の損失です。

「どこが必勝法なんだ!」と言われそうですが、ツイてないときはこんなものでしょうし、「50回も勝負したのに-16$で済んでいる」ともいえます。

勝負2回目!

このままでは面白くありませんので、プレーヤーが賭ける色を新たに50回生成させました。こんな感じです。
黒黒黒黒黒黒黒黒赤赤赤赤赤赤赤赤黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒赤赤赤赤赤赤赤赤赤

さて、今回は... よかったです、+12$という結果になりました。

いかがですか。ChatGPTを使えば、こんな感じでシミュレーションしてくれますので、ご自身でもいろいろ試してみられるとよいでしょう。

バーネット法(1326法)のメリットとデメリット

バーネット法(1326法)のメリットをまとめると、次のようになります。

「1→3→2→6」というシンプなパターンに従うため、実践しやすい戦略です。

負けた場合に賭け金をリセットします。損失が膨れ上がりにくいシステムです。

ルーレット、バカラ、ブラックジャックなど、さまざまなカジノゲームに適用可能な柔軟性があります。

もちろん、デメリットもあります。

連勝を前提としているため、勝ち/負けが交互に繰り返されるような流れの場合は効果が薄いです。

バーネット法(1326法)と他の必勝法との比較

グッドマン法(1235法)、パーレー法、グランパーレー法の概要

グッドマン法(1235法)

グッドマン法(1235法)は、バーネット法(1326法)とよく似ています。

勝っている間は、「1→2→3→5→5→5…」という賭け方をし、負けた場合は1に戻します。

パーレー法

パーレー法はベットを倍々に増やしていくやり方です。

勝っている間は、「1→2→4→8→16→32…」という賭け方をし、負けた場合は1に戻します。

グランパーレー法

グランパーレー法は、少し計算が必要です。1からはじめ、勝っている間は、「直前のゲームで賭けた金額の2倍+1」を賭けます。具体的に数字を使うと、

勝っている間は、「 1 → 3(1の2倍+1) → 7(3の2倍+1 )→ 15(7の2倍+1)という賭け方をし、負けた場合は1に戻します.

10戦全勝したとすると? 5連勝後に5連敗したとすると?

先ほど紹介した3つの方法にバーネット法(1326法)を加えた4つの戦略について、少し極端な例を使って、それぞれ損益がどうなるかを見てみましょう。具体的には、次のような例で考えてみます。

ルーレットの色の出方:黒黒黒黒
賭け方①(10戦全勝):黒黒黒黒
賭け方②(5勝後5敗):黒黒黒黒黒赤赤

この場合、次のような損益の結果となりました。

戦略賭け方①の損益賭け方②の損益
バーネット法(1326法)+48+8
グッドマン法(1235法)+41+7
パーレー法+1023-5
グランパーレー法+2036-10

バーネット法とグッドマン法で勝つには、連勝することが必須ですが、それでもパーレー法やグランパーレー法のように、大勝は期待できません。しかし、②の後半は5連敗していますが、前半の貯金が効いているため大崩れはしていません

パーレー法やグランパーレー法は、1回でも負けるとそれまでの勝ちが飛んでしまう賭け方ですから、連勝途中で終わるのがミソです。そうすれば大勝できます。

連敗でも落ち着いていられる戦略、勝ち負けが交互に起こる流れに強い戦略

バーネット法(1326法)は、連敗から始まると浮上しにくい賭け方です。また、勝ったり負けたりが交互に起きるような流れでも、その効果が発揮できません

しかし、そのような状況に適合する別の戦略は存在しますので、紹介しておきましょう。

マーチンゲール法

マーチンゲール法は、連敗に強いとされる戦略です。そのやり方は次のとおりです。

負けた場合には次に賭ける金額を倍にし、勝った場合には最初の賭け金に戻すというサイクルを繰り返します。連続して負けた場合でも、1度勝てばこれまでの損失を帳消しにできるのが特徴です。

ただし、あまりにも負けが込んだとき、次に賭けたい金額がベット額の上限を超えるため、希望どおりに賭けられないというケースがあり得ますから、注意が必要です。

ウィナーズ法

ウィナーズ法は、一般的に、勝ち負けが交互に現れるような局面で強いとされる戦略です。他の方法よりも、少し複雑で、慣れるまでに時間がかかります。詳細は別の機会に譲り、ここではごく簡単に概要を述べます。

  • 2連敗するところから話はスタートします。(2連敗するまでは、ベット額は1です。)
  • 2連敗したら、「1, 1」という数列をメモしておき、数列の左端と右端の数字の合計を次のゲームでベットします。
  • その勝負で負けた場合は、メモの右に今のベット額を記入し、勝った場合は左端の数字を消します。このプロセスを繰り返します​。
  • 途中で数列に数字が1つしかなくなった場合は、その数字を2倍した額をベットします。
  • 数列が空になった場合は、実はその時点で勝っているのでやめてOKです。続ける場合はベット額を1に戻します。

バーネット法(1326法)が有効なカジノゲーム

バーネット法(1326法)は、「連勝」を前提とした戦略です。勝つ確率が1/3や1/5では連勝は期待できませんから、勝つ確率が1/2に近い勝負でしか使えないということです。

例えばルーレットの場合、次の3種類の賭け方は、勝つ確率が1/2に近いため0や00があるので、ジャスト1/2にはならない)、バーネット法(1326法)が有効に機能します。

  • レッド・ブラック(赤か黒か)
  • オッド・イーブン(奇数か偶数か)
  • ハイ・ロー(1~18か19~36か)

なお、これらの賭け方は、賭けた金額の同額が上乗せされて戻ってくるので、イーブンマネーベットとも呼ばれます。

また、ブラックジャックはディーラーとの勝負、バカラはバンカーとの1対1の勝負です。勝ち/負けの確率は1/2ずつといってよいので、これらもバーネット法(1326法)が使えます。

まとめ

この記事では、カジノ愛好者の中でも人気の高い必勝法、バーネット法(1326法)について、その活用法を詳しく解説しました。

バーネット法(1326法)は、短期的な大勝よりも長期的に安定した利益を求める人、大きな損失を避けたいと考える慎重な人に向いた戦略です。

こうした傾向のある方は、ぜひバーネット法を武器に、オンラインカジノでの勝利を目指してください。

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