オンラインカジノの未来を拓く、6号機Aタイプの魅力と仕組み解説

2024年2月1日

ついに6号機デビューを果たした人気の『ジャグラー』シリーズ。5号機で最も売れた機種が『アイムジャグラー』であることを知ると、多くの人が6号機の『ジャグラー』にも期待していることでしょう！

『ジャグラー』はAタイプですが、まだ6号機Aタイプの特徴がよく理解されていない方のために、その特徴をまとめてみましょう。

6号機Aタイプの特徴

6号機Aタイプは、新たなエンターテインメントの可能性を切り開く要素を含んでいます。最新のAタイプ系機種にはどのような特長があるのか、気になるポイントを紹介していきます。

懐かしい4号機時代のAタイプ機種も紹介していきます。歴史的な変遷を感じながら、新時代の6号機Aタイプについての理解を深めましょう。

6号機Aタイプの特徴と払出し制限

6号機Aタイプの特徴には、新たな出玉規制が導入されています。具体的には、リアルボーナスの最大払出し枚数が300枚に制限されました。

この規制により、最大獲得枚数は理論上の上限である280枚となります。5号機は最大で480枚の獲得が可能でしたが、6号機では大幅なダウンが設計上必要であり、これが出玉試験を通過するための要件となっています。

	払出し上限	最大獲得枚数（理論上）
5号機	480枚	448枚
6号機	300枚	280枚

あくまで最大の数字であり、6号機AタイプではBIGボーナスの獲得数を約200枚に制限し、通常時のコイン持ちを向上させる工夫がなされています。さらに、ボーナス当選確率は1/100に設計されています。

これらの特徴により、6号機Aタイプはより遊びやすいコンセプトで設計されています。大きな出玉性能を期待しにくいものの、まったりと遊ぶことができるのがこの機種の特徴です。

また、6号機のAタイプは大きく2つのコンセプトに分類され、一方は誰もが気軽に楽しめる機種であり、もう一方は技術介入によって機械割を上げることができる玄人向けの機種も存在しています。

6号機Aタイプって一体何？

6号機Aタイプは、ARTやATなどの押し順ナビが特徴ではなく、主にリアルボーナスを利用して出玉を増やす機種を指します。

もともとAタイプという言葉は、4号機時代においてボーナスを区別するための言葉でしたが、5号機以降、ボーナスの概念が大きく変わり、Aタイプは一般的に「ノーマル機」として捉えられるようになりました。

6号機でも5号機と同じく、リアルボーナスを活用して出玉を増やすノーマル機がAタイプと呼ばれています。そのため、5，6号機においてもAタイプが存在し、これは一般的な呼称とされています。

もちろん、5，6号機にAタイプが存在しないと考える人もいるでしょうが、実際にはリアルボーナスに焦点を当てた特定の機種がAタイプとしてラインナップされています。

「Aタイプ」という言葉は、4号機時代のボーナスを指す用語であり、その中でもボーナス中にJACゲームが3回発生する機種をAタイプと呼んでいました。

代表的なAタイプとして挙げられるのが、4号機時代にモンスター級の売れ行きを誇った『大花火』です。この機種は古参スロッターにとっては今でも大変愛されています。実際、『大花火』はパチスロの爆発的な人気を築いた立役者と言っても過言ではありません。

5号機になっても依然として大きな人気を誇る機種には、『HANABI』などがあり、これもまた代表的なAタイプの一例ですね。

4号機時代において、JACゲームが2回で終了する機種を「Bタイプ」と呼んでいました。代表的なBタイプ機種には、「森の石松」、「巨人の星」、「ファウスト」、「ディノベーダー」などが知られています。

Bタイプは一部がマイナーな機種で構成されていますが、その分、熱狂的なマニアックなファンが多く存在しています。

4号機の中にはその他のボーナスタイプに分類され、BIGボーナスが搭載されていない機種が存在します。

その中でもっとも有名なのが、『北斗の拳』です。北斗の拳は、AT（アシストタイム）と呼ばれる継続率を持ったボーナスを搭載しており、そのためリアルボーナスは備えていません。

面白いことに、北斗の拳はパチスロ史上最も売れた機種としてギネス記録を誇っています。

▼4号機時代に関する詳細は、以下のリンクをご参照ください。
>>最もスロッターが熱狂した4号機時代とは？

6号機Aタイプの払出し上限とルール

ATやART、疑似ボーナスを搭載せず、完全なリアルボーナスのみを備える6号機のノーマルAタイプにおいて、有利区間は存在しないものの、ボーナスの払出し上限は6号機規制によって制約されます。

Aタイプであっても、しっかりと6号機の規制を受けるという事実があります。

最大払出し上限	最大獲得枚数
300枚	280枚

払出し上限が300枚となっており、これにより15枚払出しを1枚掛けで20回消化すると、最大獲得数は280枚となります。

Aタイプには何の非がないと考えることもできますが、こうした規定が存在する以上、従うしかありません。

どれだけ文句を言っても、1回のリアルボーナスでは280枚しか払い出されません。

やはり6号機の出玉規制は非常に厳格で、プレイヤーのやる気をかなり削ぐものとなっています。

6号機には他にも多くの規制が存在します。

▼6号機の規制に関する詳細は、以下のリンクをご参照ください。

>>6号機の規制について。規制内容や5号機との違いを解説

オンラインカジノで手軽に楽しむ！6号機Aタイプのシンプルな魅力

Aタイプはゲームフローが複雑でなく、ボーナスだけで出玉を増やす特徴に焦点を当て、どんなプレイヤーでも手軽に楽しめる機種として広く知られています。

『ジャグラー』や『ハナハナ』、『サンダーVライトニング』などは、技術介入が少なく、シンプルな遊び方ができる6号機Aタイプの代表的な機種です。

これらの機種はボーナスが成立すれば、わかりやすい告知を行い、前提知識を必要とせずに手軽に遊べるように設計されています。

例えば、6号機のアイムジャグラーEXは、そのシンプルなゲーム性として知られています。GOGOランプが点灯すればボーナス確定となり、これは非常に分かりやすいシステムで、どなたでも気軽に楽しめます。

以下、アイムジャグラーのスペックを簡単にご紹介します。

BB獲得枚数：約252枚
RB獲得枚数：約96枚
ベース：約40G

手軽でシンプルなゲームプレイが特徴のAタイプ機種は、オンラインカジノでのエンターテインメントをより広く楽しむための選択肢となっています。

設定	BB確率	RB確率	合成確率	出玉率
1	1/273.1	1/439.8	1/168.5	97%
2	1/269.7	1/399.6	1/161	98%
3	1/269.7	1/331	1/148.6	99.5%
4	1/259	1/315.1	1/142.2	101.1%
5	1/259	1/255	1/128.5	103.3%
6	1/255	1/255	1/127.5	105.5%

6号機のジャグラーは、その進化に驚かされます。

5号機ジャグラーの機械割が95.9%～105.2%であることを考えると、6号機ジャグラーはなかなかの優れた性能を持っていると言えるでしょう。

ボーナスの獲得枚数は5号機ジャグラーよりも少ないものの、その代わりにコイン持ちが向上しており、より遊びやすくなっている設計となっています。

6号機ジャグラーは、過去のモデルからの進化と改良により、プレイヤーにとって一層満足度の高い体験を提供していますね。

6号機Aタイプの真髄！技術介入で機械割を上げる玄人向けスロット

6号機Aタイプには、ビタ押しや2コマ以内の目押しなどの技術介入で機械割を向上させることをコンセプトにした、玄人向けのAタイプが存在します。

ビタ押しが完璧でフル攻略が可能な機種もあり、その場合、低設定からでも機械割100％オーバーが実現できます。このため、ガチ勢や目押しに自信のあるプレイヤーが長時間プレイしています。

例えば、6号機の『バンバンクロス』や『ダンミツ』などは技術介入のAタイプとして挙げられますが、正直なところ、これらの機種はホールでの設置が非常に限られています。

ガチガチの技術介入機種は店の利益が低いため、常に低設定で設置されていることも多く、注意が必要です。

その中で、6号機の技術介入系機種でも高稼働な機種として注目を集めているのが『ひぐらし2』です。

6号機のひぐらし2(6号機ひぐらしのなく頃に祭2)はA+ARTとなりますが、技術介入系の典型的Aタイプ機種として、以下のスペックで簡単にご紹介します。

BBの獲得枚数：最大202枚
RBの獲得枚数：最大56枚
ベース：約34.6G

技術介入で機械割を上げつつ、高い獲得枚数が期待できる『ひぐらし2』は、玄人プレイヤーにとって興味深い選択肢となっています。

設定	出玉率
1	96.5%～103%
2	97.6%～104.1%
3	99.1%～105.5%
4	101.2%～107.4%
5	102.8%～109%
6	103.9%～110%

通常時の複雑な手順での1枚役の獲得や、ボーナス中のビタ押し、チャンスゾーン中のビタ押しなどが完璧にマスターできれば、設定1で機械割103%という非常に高い性能を誇る特別なスペックとなります。

ただし、ビタ押しや複雑な1枚役の獲得をフル攻略するのは容易ではなく、これが難関と感じる方もいるでしょう。

それでも、人気コンテンツとのタイアップにより、稼働は非常に好調ですね！

パチスロ『コードギアス反逆のルルーシュ3 C.C.&Kallen ver.』

6号機では順Aタイプでハイスペック機が登場していませんが、今回はA＋AT機の中で最も力強いハイスペック機、『コードギアス反逆のルルーシュ3 C.C.』をご紹介します。

HBBの獲得枚数：最大257枚
BBの獲得枚数：最大204枚
RBの獲得枚数：最大50枚
ベース：約34.6G

『コードギアス反逆のルルーシュ3 C.C.』は、A＋AT機の中でもトップクラスの出玉性能を誇り、プレイヤーに高い興奮と楽しさを提供しています。

設定	出玉率
1	98.2%～100.1%
2	99.2%～101.1%
3	101.5%～103.6%
4	104.5%～106.8%
5	107.5%～110.0%
6	110.4%～113.1%

RB中の2コマ目押しとボーナスを最速で揃えることが、この機種のフル攻略とされていますが、実際のところは懐疑的な声もあります。

本機はボーナス優先制御が採用されており、小役抜きを行わないと機械割が大幅に低下すると言われています。そのため、スペック通りの甘さとは言い難いかもしれません。

ただし、本機には6号機で見られたAT性能の詐称疑惑はほとんどなく、AT中にボーナスが引けなくてもストレスなく消化できる可能性があります。

また、前作の「ビッグを引いた直後にバケを引くとRTゲーム数が降格する」という鬼仕様がなくなったことも、本機の大きな称賛ポイントと言えるでしょう。

ジャグラーが5号機を救った。6号機でも再び救世主の座に輝けるか？

5号機時代、最も注目を集めたスロットはなんといっても『アイムジャグラー』でした。

4号機から5号機への移行期において、人気機種が減少し、5号機規制が導入されたことで、ホールに人が姿を見せなくなりました。しかし、アイムジャグラーの登場により、人々が戻り、ホールは再び活気づきました。これは5号機における転換期の一環であり、ジャグラーの登場が5号機を救ったと言っても過言ではありません。

そして、6号機でも遂にジャグラーシリーズが登場し、大きな話題となりました。しかし、これからの6号機が再び救世主の座に輝けるかどうかは未知数です。

ジャグラーが5号機を救った歴史を振り返りつつ、これからの6号機の展開を注視していきたいですね。